ウェブサイトにアクセスしただけで自分の住所が運営者にばれることはある?

ウェブサイトにアクセスしただけで自分の住所が運営者にばれることはある?

IPアドレスや居住地域名が表示されても心配はない

いろいろなWEBサイトにアクセスしていると、「あなたのIPアドレスはこれですね」といったメッセージとともに数列が表示されたり、「あなたのお住まいはここですね」と、実際に居住している都道府県や市町村名が表示されることがあります。こういったメッセージだけならまだいいですが、「あなたは有料サイトに登録されました」という文面とともに表示されると、お金を支払わないといけないのか、あるいは支払わずにいたら裁判所から呼出状が届くのではと心配するかもしれません。実際のところ、そういった心配はあるのでしょうか。まず、IPアドレスや居住地域がサイト運営者にわかっても、アクセスした人の住所そのものがばれる心配はありません。

プロバイダーの情報を表示しているだけ

なぜサイトにアクセスしただけで居住地域がわかってしまうのかというと、IPアドレスとプロバイダーの情報が紐付けされているからです。たとえば、自分のIPアドレスをIP検索サービスに入力してみると、ホスト名というところに利用しているプロバイダの名前が出てくるでしょう。プロバイダによってはホスト名に接続地域の名前を含めることがあるので、それでアクセスした人がどの辺に住んでいるのかわかってしまうというわけです。ただ、わかるのはせいぜい居住している市町村までで何丁目の何番地に住んでいるといったことまでは調べようがありません。したがって、IPアドレスなどとともに悪質なメッセージが表示されても無視して大丈夫なのです。

シュレッダーは不要になった書類やCDを裁断できる機械です。家庭用にはコンパクトサイズや手動タイプ、オフィス用には書類を何枚も重ねて裁断できる大型タイプなど、環境や用途に合わせて使うことができます。